釧路機関区(70年代前半、国鉄時代)

★ちょっと一言★

道東の拠点、釧路機関区です。拠点区としては珍しくC58が主力の機関区でした。やはり湿原地帯
という制約故でしょうか。根室本線では60年代大活躍のD51でしたが、D51の配置区は新得・池田 
区で、釧路区には殆んど配置車両はなかったようです(せいぜい数両程度)。中堅万能機関車とし 
て生まれたC58も全国で活躍していたはずですが、しかし地味な存在でもありました。     
そのようなC58の大量配置区が釧路機関区。春闘で闘うC58と釧路区の風景です。        
尚、C11は標津線を担っていました。                            
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●釧路機関区所属機関車の変遷●
◎機関区風景釧路区所属機関車1970年代前半の記録写真です

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(朝日の眩しい早朝の機関区風景です)


C58 98

1973年3月,早朝から既に準備万端のC58 98号機。



C58 98

1973年3月,機関士が乗り込み蒸気をぶちまけてます(C58 98)。



C58 98

1973年3月,C58 98の全景。そう春闘の時期でした。



釧路区C58

1973年3月,98号機の後方では新たにC58が出勤です。



釧路区C58

1973年3月,出勤車はC58 418号機でした。



扇形車庫

1973年3月,釧路区の扇形車庫です。続々と目覚めるC58。



C58 98

1973年3月,C58 98号機がおもむろに転車台で方向転換。



操車場

1973年3月,扇形車庫からは広大な操車場が一望できます。



C58 98+C58 418

1973年3月,先ほどの2両(C58 98,418)が共同して前後警戒・・闘争開始か。



C58 413

1973年3月,庫内にはまだC58 413号機が出区待ち。



C11 134

1973年3月,C11 134号機もまだ庫内。



C11 134

1973年3月,同上C11 134号機と庫内の雑備品類。



廃車C58

1973年3月,夕暮れ時の廃車C58です。



釧路区名板

1973年3月,そんな釧路機関区の区名板、立派なものですね。



碑文

1973年3月,碑文もあります。



動輪モニュメント

1973年3月,碑文はこの動輪のモニュメントの下にありました。

<ちなみに、文章は以下のように書かれていました。>
碑文 国鉄創業百年釧路機関区開区七十一年を記念してこの碑を建立する
開区以来道東輸送の原動力として活躍しその発展に貢献したSLの動輪はい
まその使命を終え静かに憩う これひとえに諸先輩の偉業をわれら受け継
ぎ区の伝統として生かした賜物であり新生国鉄のためにいっそう光輝あら
しめ後輩に引き継ぐことを誓う 今後永えに区の前庭にありて国鉄と区員
一同の発展を見つづけられんことをねがう 昭和四十七年十月起 釧路機
関区職員一同                           
                                                       
国鉄民営化を推進した方々、心に何か響きましたでしょうか・・・


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