倶知安機関区(70年代前半、国鉄時代)

★ちょっと一言★

倶知安機関区は小規模な機関区です。函館本線上では小樽築港と長万部間の列車数系統のみの担当
でした。しかし、倶知安からは室蘭本線の伊達紋別へ胆振線が走り、また小沢駅からの岩内線貨物
も担っていましたので、本数は少ないながら機関車のやり繰りは結構大変だったのではないかと、
想像してしまいます。構内での貨車入替えもありますし・・・。               
加えて、函館本線山線のちょうど中間点なのでエネルギー補給基地でもあったはずです。      
倶知安の前後には20パーミルクラスの登坂区間がいくつもあり、絶好の撮影地でもありました。乗務員の
方には最悪の線区であったでしょう。                           
そんな役割をいくつも持つ小さいながら重要な機関区でした。                
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●倶知安機関区所属機関車の変遷●
◎機関区風景倶知安区所属機関車




倶知安駅C62 2
1970年代前半の記録写真です

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(羊蹄山の麓に個性的なキューロクがいました)


倶知安区入口

1973年4月,機関区入口です、基地廃止が決定的だったんですね。



倶知安区事務所

1973年4月,機関区事務所の区名板です。



倶知安区機関庫

1973年4月,倶知安の機関庫です。



補給設備

1973年4月,コンパクトに配置された補給設備群。



補給設備

1973年4月,近寄るとD51 1023号機が補給中でした。



転車台

1971年7月,倶知安区の転車台と給水塔です。



79618

1973年4月,区内には79618が待機。



庫内

1973年4月,庫内の79616,79613(前照灯がカエルの目のようにみえます)。

友人はこのカマを「べしキューロク」と呼んでいたのを思い出します(当時のマンガからの発想です)。


庫内

1973年4月,庫内の79615。



庫内

1973年4月,庫内79615の複雑な配管類。



庫内

1973年4月,シリンダー部を調整中。



庫内

1973年4月,庫内の79613真正面。



スユ30

1973年4月,二重屋根のスエ30?何度改造を重ねたんでしょうか。



D51

1971年7月,倶知安区のD51です。



駅より機関区の眺望

1971年7月,倶知安駅から機関区の眺望です。



廃車D51 454

1973年4月,ここにも使命を終えたD51 454が留置されていました。



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